はじめの一歩、インターネット等で物件を探す
ネットでの物件探しは条件で絞り込みが可能です。
ご自身の希望条件に沿って入力して、該当する物件から特に気になるものを見つけます。
該当物件が極端に少ない場合は、条件を見直すことも必要です。
繰り返し行うことで、相場感や掲載情報のへ理解度が上がります。
問い合わせてみる
気になる物件が見つかったら、次は物件を取扱っている不動産会社への問い合わせです。
他からお話が入っていないか、物件が使用目的に対応しているか等を確認します。
現地に行く前に聞けることは聞いて、その上で現地へ行く価値があると判断した時に、内見の申し込みをします。
ポータルサイトや他社サイトでも気になるお部屋がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
内見する
現地では使い勝手やビル内外の様子など、現地でしか分からない実際の雰囲気がイメージにあっているかを確認します。
場合によっては内装業者や設計事務所の方を連れ何度か内見することもあります。
気に入れば、契約の申し込みです。
物件へ申込む
募集条件と物件を実際に見て申込む場合、希望する条件は大まかにクリアできているかと思います。
ですが店舗や事務所の場合は、ここから条件交渉の始まりです。
申込書へは希望する賃料、保証金等の金額、使用開始日、業態(営業時間や営業スタイル)など、借りる側の希望を記入します。
貸主はどのような相手がどのように使用したいのかを、借主の属性を含め判断することとなります。
審査に必要な書類は物件により様々で、申込後に審査上で追加になったりと変わりますが、法人の場合は登記簿、決算書、代表者の収入証明(確定申告書等)を、個人の場合は身分証明書(運転免許証等)や収入証明(源泉徴収票等)を求められることが多いです。
保証会社を利用する場合は登記簿や身分証だけで済むこともあります。
申し込みが同時期に複数人あった場合には順番に検討していきますが、事業用は希望する契約条件が相手によって様々ですので、必ずしも先の方が契約者となる訳ではありません。
諸条件の調整
無事に審査が通過した後は、取引の相手として、より具体的な交渉と確認が行われます。
店舗の場合は造作も多く設計図を提示して貸主の許可を得たり、看板の設置をデザインを添えて確認してもらったりと、希望通りに使えるのか確認する作業を進めなくてはなりません。
貸主側からは契約書の案文が提示されますので、内容について確認し、変更や追加の希望があれば調整します。
契約の調整中にどうしても条件が合わなくて破談になる場合がありますが、通常は違約金などのペナルティーは発生しません。
但し申込の承認が出てから取り止めるまでに数カ月かかっている場合など、ケースによっては損害賠償を請求される可能性があります。
契約書を取り交わす前だからと言って、いつでも自分勝手にキャンセルが可能という訳ではありませんので注意が必要です。
詳細の確認が済んで契約書の内容にも双方が納得したら、いよいよ契約です。
契約する
ここまでの作業で契約内容は既に双方が納得していますので、ここでは「契約の手続きをする」と言った方が正しいかも知れません。
契約手続きの場では重要事項説明を行い、契約書へ署名捺印、必要書類の受け渡し、清算、鍵の引渡しなどを行います。
尚、契約金の清算は振込になる場合が殆どです。鍵の引渡しも契約当日ではなく契約の開始日の直前が一般的です。
契約書に記載された契約の開始日が到来したら、いよいよ使用開始となります。